ほもほも日記

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ブリティッシュ・ホモ特集 第三弾!
突然ですが、クイズです。
Q.「イギリスが好きで好きでたまらないホモエロ作家といえば、誰?」

今日のホモ

「スウィート・リベンジ」 全3巻 真瀬もと 新書館・Dear+文庫

同性愛が法律違反で罰せられる時代である19世紀末の英国。
美貌の貴族アルジーと新米探偵のバートは、恋愛感情抜きで、お互い叶うことのない恋の代用品として肉体関係を結んでいる。
ふたりの関係に愛などなかったはずなのだが、バートは心に傷を負ったアルジーを突き放すことができず、自分の心が本当は誰を思っているのか、だんだんわからなくなっていく。


真瀬もとさんはイギリスが大・大・大好きなんだろうと思います。
だって、出す本、出す本、1冊残らず全部、舞台がイギリス・・・・。
4シリーズ16冊すべてが、時代設定は違えど英国ものというのは、ホンモノの英国マニアでしょう。思い入れありまくり。

この作品は、攻めのアルジーがトラウマ持ちの難しい男で、それをまたバートが健気に思い続けるので、「もう、そんなオトコ、捨てておしまいっ!!」と何度も何度も思うのですが、最後には 「好きな人と一緒にいるのが一番だよね・・・幸せになるんだよ・・・」と、飲み屋のママのように呟いてしまいました(笑)
私はへたれ攻めは割と好きなのですが、アルジーはダメでしたね〜。
なので、攻めに完璧さを求める方には、かなりキビシイ内容だと思います。
本当にアルジーは自虐的というか・・・なんというか・・・。

切ない話が好きな方、この時代の退廃的な英国の雰囲気に浸りたい方は、是非読んでみて下さい。真瀬もとさんは知識が豊富で、物語に芯があるので、おすすめです。
ただ、「切ない」を通り越して、「苦しい」の域に入ってしまうかもしれませんが・・・・。

この作品の表紙は、私が熱愛している金ひかるさんなのですが、金さんの数あるイラストの中でも1、2を争う素敵なイラストです。
内容が好みじゃない方も、本屋でこの本を見かけたら、表紙だけでも見てみて下さい。
とっても麗しいですよ〜!!

   
| 小説 | 00:00 | comments(2) | trackbacks(1) | ↑PAGE TOP
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コメント
こんばんは、秋花さんも、この作品読まれてたんですね!
しかも、私が手に取るより、二年以上も前に!!
秋花さんの、すばらしい読書量に感動です・・・。

>「切ない」を通り越して、「苦しい」の域に入ってしまうかもしれませんが・・・・。
まさに、その通りでした。
なんていうかアルジーの病は深すぎでした。
だから私もあんまり彼のことは好きではないかもしれない・・・。
その分、シリルが好きで好きで(笑)
もう少し彼の暗躍ぶりを拝見したかったです・・・。

私もこの本の表紙のイラストすごく好きなんです。
とくに二巻、いいですよね・・・。
TBありがとうございました♪
| | 2006/05/14 12:37 AM |
>棗さん
棗さん、こんばんは。
コメント&相互トラックバック、ありがとうございました。

この作品、友達に「とても切なかったよ!」と薦められたので読んでみました。
なので特に読書量がすごかったわけじゃないんですよ〜。
5年ほど前のことなので、3巻が発売された当時に3冊まとめて読んだんだと思います。
当時、「ホモ本に求めるものは切なさ、切なさッスよ!」とチャットで騒いでた記憶があるので、それで教えてくれたんじゃなかったかと。
5年経っても、何も変わっていない自分が悲しいです(笑)

アルジーの病は深すぎでしたよね・・・・・。
私は何度、「こんな男、やめたら?」と作中のバートに話しかけそうになったことか(笑)
5年前に一度読んだきりなのですが、今でも詳細にストーリーを覚えているので、よっぽど印象深い話だったんだなと思います。
どれがどれだかわからなくなるBL作品が多い中で、これはすごいことだと純粋に感心してしまいます。
| 秋花 | 2006/05/17 1:58 AM |
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| 雪月花 | 2006/05/14 12:06 AM |