台風一過。今日は青空が美しい一日でしたね。
ということで、晴天なホモのシリーズを御紹介したくなりました。
今日のホモ
「毎日晴天!」 菅野彰(絵・二宮悦巳) 徳間書店 キャラ文庫
「俺は、結婚も同居も認めない!!」出版社に勤める大河は、突然の姉の結婚で、現在は作家となった高校時代の親友・秀と義兄弟となる。
ところが姉がいきなり失踪!!残された大河は弟達の面倒を見つつ、渋々秀と暮らすハメに・・・。
賑やかで騒々しい毎日に、ふと絡み合う切ない視線。実は大河には、いまだ消えない過去の“想い”があったのだ。
大家族モノのホームコメディです。面白いですよー。
テレビ風に表現するならば、『泣いて笑って下町人情ホモ』 というところでしょうか。
現在、10巻まで出ていますが、巻を重ねるごとにどんどん弟達もホモになっていきます。
四兄弟のうちホモじゃないのは、残すところ三男のみ・・・・。
でも三男はノーマルでいて欲しいキャラなので、そのまま変わらないことを願っています。
菅野さんのエッセイを読むと、三男のモデルは実の弟さんみたいなので、きっとホモにはしないと思うのですが、菅野さんも作家ですからねぇ・・・、ネタに困ったら弟もホモにしちゃうんじゃなかろうかと戦々恐々。
締め切り前の作家は人の心を失っているのが、このシリーズを読んでいると嫌というほど伝わってきますので(笑)
小説版と漫画版があり、どちらもオススメです。
小説は小説、漫画は漫画、それぞれの良さがあって、どちらも甲乙つけがたい内容。
コメディとシリアスがうまくミックスされていて、一度きりじゃなく、何度読み返しても楽しめる作品だと思います。
コミックスの方がややコメディ色が強いので、お好みにあわせてどうぞ。
物語が進むにつれ、だんだんとシリアス色が濃くなっていくので、後半巻は好みが分かれるかもしれませんが、最初の数冊は万人向けに面白いと思います。
私は1巻のトトロのエピソードがツボで、読む度に毎回、大爆笑してしまいます。
3日後(25日)にコミックスの6冊目「子供の言い分」が出るので、今から楽しみです。
小説の11冊目「夢のころ、夢の町で。」の発売も近いので、これまた楽しみ。
なんだか今日の日記、褒めすぎですか?(笑)
Amazon に文庫の画像が無かったので、コミックスの画像を載せておきます。