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李歐 (わが手に拳銃を) ツアー
東北に住む色白美人の友人・Yちゃん。
関西に来る用事があるというので、ぜひ会おう、そして遊ぼうということになりました。
「どこに行きたい? どこでも案内するよ、言って言って〜」とメールすると

「わが手に拳銃を (李歐) ツアーがしたいです」

と返事が来ました。
あなた本当に、根っからのオタクねー!!
もう一年近く前になりますが、その時のツアーの写真をアップします。


【 北新地一丁目 】



一彰と李歐が出会った場所。
キタ新地の会員制高級クラブ「ナイトゲート」の裏口付近。

新地の路地裏でひとり舞い始めた男の周りには、一彰のほかは誰もいなかった。
一彰は、自分が幻惑されていることに硬直しつつ、目を奪われ、息を呑んだ。
(「李歐」 P42)


♪ 踊る君を見て、恋がはじまって・・・・、まるで globeの歌詞みたいな二人の出会い(笑)
踊りといっても流行のダンスじゃなくて、京劇の舞踏みたいなものなのですが。
「まるで生きている蛇のような」と表現される李歐の踊りって、いったいどんな踊り?
くねくね踊りの李歐にバチコーンと流し目をおくられて、恋に落ちる一彰なのでした。


(長いので、ここで折りたたみます。)
【 姫里教会と守山工場(跡) 】





幼い一彰が遊んで過ごした場所。
懐かしく、深い因果のある場所で、一彰は李歐と再会します。

「あんた、名前は」と一彰は尋ねてみた。男は顔を上げ、スプーンの手を止めたとたん、一転して艶やかな笑みを滲みださせて、「惚れた?」ときた。
何者かと尋ねるとギャングだと言い、名前を尋ねると、惚れたかとくる。
(「李歐」 P174)


かの有名な「惚れたって言えよ」の少し前の場面。
このあとの一彰は

もう身じろぎも出来ない。言葉も出ない。目を奪われ、見開いてただ相手を凝視している自分に驚き続けた。

と、すさまじいまでの見とれっぷり。 恋の波動がビリビリきてます。
この少し前にある、李歐が一彰の顎をつかんで、女からもらった紅を一彰の唇に塗るシーンが妙にエロい。
李歐と一彰が絡むシーンと会話には、とにかくエロスの嵐が吹き荒れます。


【 福崎・三十間堀川付近 】



拳銃の強奪に成功して、オンボロ船で国外に逃亡する李歐を一彰が見送る場所。
「来いよ」と声を張り上げる李歐に、護岸から身をいっぱいに乗り出す一彰。切ないっす。

「李歐。いつか大陸へ連れ出してくれ。約束してくれ」
「それはもう約束済みだ。とにかく降りて来いよ、どうして降りて来ないんだ!」
(「李歐」 P262・263)


この二人の切ないまでに相手を思う気持ち、求める気持ちが、愛でなくて何だと言うのー!(ハァハァ)
「李歐」のジャンルはハードボイルドではなくて、ラブロマンスが相応しいと思います。

この後、一彰は刑務所でやくざな人に見初められて愛されたり、拳銃と深い仲になったり、妻と子ができたり、まさに人生波乱万丈。
10年の時を経て、李歐は桜咲く中国の地 (一彰のために5000本の桜を植えちゃいました!) に一彰と息子を呼びよせ、幸せな暮らしがはじまる、が 「李歐」版。
一彰は妻子を置いて、迎えに来た李歐と共に中国へ向かう船に乗る、が 「わが手に拳銃を」版。


【 淀川大橋 】



リ・オウ(李歐)が指定した、駆け落ちの待ち合わせ場所。
これは「わが手に拳銃を」のみに出てくるシーンです。

「もし逃げるなら、一緒に行こう。午前四時半に、淀川大橋の上で待ってる」
男は一彰の傍らを密やかに通り抜けながら、そう囁いた。
「勝手なことを言うな!」 一彰は胸が詰まったままそう応えた。
(「わが手に拳銃を」 P293)


見ていただいたらおわかりのとおり、淀川大橋は長い橋です。724メートルもあります。
スケールのでかい男は、待ち合わせ場所もでかいね、さっすがー♪
って、ちゃんと会えんのか、おい。
もしかしてリ・オウは、橋の右(大阪中心街)から自分が、左(姫里方面)から一彰が、二人して駆け寄ってきて、ちょうど橋の真ん中でギュッと抱きあい、そして愛の逃避行へ・・・・・・を、やりたかったんですかね?
実際は、橋の途中で撃たれて、くたばっているところを一彰に助けられましたけどね。
憐れ、リ・オウ。


【 桜 】



姫里の工場の隣には小さなカソリック教会があって、そこには大きな桜の木がある。
四月初めに花が咲く。この世のものとは思えない美しさだ。
(「李歐」 P368)


関西ではこの土日、桜が満開でした。
姫里教会の桜も、きっと華やかに咲いていたことでしょう。

李歐は、蒸気でのぼせてピンク色に染まった顔いっぱいの笑みをくれ、湯船から濡れた片腕を伸ばしてきた。 その手を握り返したときには、一彰は何だか訳が分からないまま理由もなく幸せな気分だった。
(「李歐」 P231)


桜の色は、李歐の色。 ピンク色は、幸せの色


李歐

※ 「李歐」は「わが手に拳銃を」の文庫版なのですが、原型を留めないくらい改稿されているので (登場人物の性格もストーリーも)、別モノとして読んでもいいくらいです。
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コメント
おはようございます>秋花さん
『李歐』ロケハンツアーありがとうございました!
こういうところなのか・・・。

私も大田区糀谷〜羽田『レディ・ジョーカー』ツアーをやったことがあります(オタクのやることって・・・)。
だいぶ前ですが、イメージどおりの町工場や薬局を見つけました。
東京に起こしの折はぜひ。

『李歐』を読んだのはまだBLにハマる前でしたが、これが私の冬眠していたやおい魂を起こしてしまった気がします。
| ゆきのこ | 2006/04/11 8:00 AM |
こんばんは、秋花さん。ご無沙汰しております。

李歐ツアー、素敵ですね…!!
先日しばらく大阪に滞在していたので、
私もツアーしてれば研修も楽しく乗り切れたんじゃないかと今更ながらに思いました(苦笑

それにしても、私にとって李歐は本当に鮮烈でした。。。
その後すぐに『わが手に〜』も読んだのですが、
EDは違えど、どちらも大河ラブロマンスには変わりありませんね。

本がボロボロになるほど読み返した本は未だ『李歐』だけです(´ω`)
また久々に読み返してしまいそうです。
| もそ | 2006/04/11 7:48 PM |
こんばんは〜!

わが手(李歐)ツアレポ拝見しました。
あれからもう一年が過ぎたとは。時が経つのはあっという間ですね〜(^_^;)

わが手(李歐)ツアーで思い出深いことといったら、夢にまでみた姫里教会を実際に訪ねることができたことと(妄想の温床)、怪しげなヲタクツアーににこやかに付き合ってくださった秋花っちの旦那様の懐の深さでありましょう(笑)本当にその節はお世話になりましたv

それにしても、「桜の色は、李歐の色。ピンク色は、幸せの色v」とはまさにその通りですね(>▽<)東北ではまだ梅も咲いていないので桜の花には来週か再来週にならないとお目見えできないんですが、満開の時期がきたら夜桜を愛でながら今年も一人怪しく妄想を掻き立てたいと思います(笑)
| ゆんゆん | 2006/04/11 11:05 PM |
秋花さん、こんにちはー。

待ってました「李歐」!
読んだのは5年ほど前なので、細かいところを思い出したくて昨晩復習してしまいました。
いやーもう、再読でも泣けました。

>この二人の切ないまでに相手を思う気持ち、求める気持ちが、愛でなくて何だと言うのー!
ですよね。
一彰と李歐が一緒にいた時間は短い時間であったのに、ここまでお互い人生賭けて求め合うなんて、愛と言わずして何というのだ!

高村作品、男同士の友情が熱すぎて愛情との境がない…というか、それはすでに「愛」ですから!と突っ込みたい(笑)
そして萌え所をサラッと流されるので、妄想ふくらみまくりです。
一彰と李歐は当然の事ながら、一彰と原口との仲も気になります。
気持ちはどうあれ、肉体関係あったのに全然描写がない。(当然ですが…)
腐女子的には、どんな刑務所生活だったのか気になるところです。

「李歐」、壮大な愛の物語ですね。
李歐ツアー、楽しく拝見させて頂きました!


| にゃんこ | 2006/04/12 10:57 AM |
秋花さん、こんばんは。

李歐・わが手に拳銃をツアーですか…いいですね。
私も上のゆきのこ様と同様レディー・ジョーカーツアー(別名:合田ツアー)を行ったことがあります。

今度大阪の方に行く機会があれば、私も李歐ツアーやってみたいものです。
| 真琴 | 2006/04/13 2:05 AM |
ぐはあっ!い、行きたいです李欧ツアー。本当にあるんですね工場のあった場所。桜の花の写真までついて至れり尽くせりですね!
李欧はもう高村女史、BL全開?と叫んだくらい素敵な作品でしたね。わが手に拳銃をだったか李欧だったかどっちかの最後のシーンって、たしかベッドのなかじゃなかったでしたっけ?んもう、じたばたした記憶があります。(あほまるだし)
ただ中国を知りすぎたものとして、最後のシーンはありえるのかどうか、微妙でしたが、夢は見ときましょう!李欧にはそれだけの力があるんだと思っときましょう!
ワウワウのドラマ化も基本的にはよかったですが、李欧の北京語だけはいただけませんでした。
| 水仙ウーロン | 2006/04/13 7:24 PM |
こんばんは
「…ゆういちろう…」(いや〜ん)
ゆういちろうはひらがなで、前後の3点リーダーは必須!と思っているおバカです。
楽しいロケハンありがとうございました。
文庫版の「李歐」は未読なのですが、読んだ方が良いのでしょうか???「わが手に」とはぜんぜん別物と思ってから読んだ方がいいのでしょうか。

私は建物フェチなので関西方面なら、かわいゆみこツアーをしてみたいです。ヨドコウ迎賓館とか舞子ホテルとか…。
| ハ長調 | 2006/04/16 11:43 PM |
>ゆきのこさん
ゆきのこさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。

「李歐」の舞台になったのは、こういうところです♪
姫里教会は小説が書かれた頃は塔を持つ美しい教会だったのですが、現在は建てなおされて黄色い四角い建物になっています。
なんというか、ミッフィーのおうちみたいな・・・・(汗)
当時の教会は「高村薫の本」に載ってましたので、よろしければそちらを御覧下さい。

大田区糀谷〜羽田、行ってみたいです。
電話ボックスはまだあるんでしょうか、あるなら電話をかけたいです。
第一声はアレで決まりですよー!(笑)

「李歐」は、やおい魂を揺さぶられる作品ですよね v
| 秋花 | 2006/04/17 2:47 AM |
>もそさん
もそさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。

しばらく研修で、大阪に滞在されていたんですね。
新生活が始まってすぐは、馴染むのに気を遣いますし、身体もお疲れだと思いますので、またぜひゆっくりと関西に遊びに来て下さい。
「李歐」ツアーをされる際に、地理でわからないことなどありましたら、御遠慮なくどうぞ v

終わり方は違えども、確かにどちらも大河ラブロマンスですよね(笑)
ホモ度は「李歐」の方が高いので気に入っているのですが、エンディングは、私は「わが手に」の方が好みです。

 この美しさに札束の夢と蒼白の月。このリ・オウの晴朗な陽気。
 男ひとり狂うのに、これ以上何が要るか、と一彰は思った。

この文章を読むたびにいつも惚れ惚れします。
かあっこいぃぃ、決まってるぅぅぅ。
| 秋花 | 2006/04/17 2:59 AM |
>ゆんちゃん
ゆんちゃん、こんばんは。
コメントども。 あれからもう1年だよ、早いよね〜。

姫里教会を夢にまで見ていたとは・・・・・、そんな思い入れのある地を一緒に訪れることができて、案内人冥利に尽きます。
また行きたい所があったら言ってください。
運転手ともども(笑)、またのお越しをお待ちしております。
さて、次の萌えツアーはどこにしましょっか♪

東北はこれから桜が美しい季節になりますね。
ぜひ桜の下で「李歐」を読んで、ときめきの一時を過ごしてください。
| 秋花 | 2006/04/17 3:06 AM |
>にゃんこさん
にゃんこさん、こんばんは。
待っていて下さって、ありがとうございますー!!

「李歐」は何度読んでもいいですよね。
私もストーリーも、下手したらセリフまで覚えているのに、読むたびに感動します(笑)
にゃんこさんのおっしゃる通り、二人が一緒にいる時間って、すごく短いんですよね。
ほんの一瞬の交わりなのに、お互い疑わず、ためらわず、人生をかけてしまうというのが、なんとも萌えます。

一彰と原口の肉体関係、気になりますよね。
気にならなければ、腐女子とは言えない!(笑)

「おい、チャカの話しようや」
初めての夜、一彰に慰みに自分の一物をくわえさせた後に、そう囁いた原口の声は、今もはっきり耳に残っていた。  (「李歐」 P291)

高村女王、サラッとすごいことを書いてくれました。 くわえさせた・・・・・。わぉ。
こんなにも短い数行で、一冊分くらい腐女子の妄想を掻き立ててしまうところが、さすが女王の女王たる所以かと。
| 秋花 | 2006/04/17 3:17 AM |
>真琴さん
真琴さん、こんばんは。
コメントありがとうございました。

李歐ツアー、徒歩では少ししんどいですが(車があった方が便利なポイントが多いです)、楽しいですので是非♪
ただ、治安があまり良くない所も小説の中には出てきますので、「なんだかここは雰囲気が・・・・・」と思われたら、迷うことなく引き返して下さいね。

以前プチ合田ツアーをしたことがあるのですが、まだまだ満足していないので、ぜひまた行こうと機会を狙っています。
前回は何も知らない夫を「警視庁が見てみたい」と連れまわし、銀座の風月堂で「ここでお茶しよう」とさりげなく誘導し、綿密な計画の上で犯行を重ねましたので(笑)、次はオタ友とキャーキャー言いながら気ままに巡りたいです。
| 秋花 | 2006/04/17 3:22 AM |
>水仙ウーロンさん
水仙ウーロンさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。

「李歐」に出てくる場所は、本当にある場所ばかりですよ v
なので、より正確な地点を突き止めようと、ツアーに力が入ってしまいます。

最後のシーンがベッドの中なのは「李歐」ですね。
李歐と一彰は互いの心臓に代わる代わるキスをして(うっひゃあ〜)、李歐の大きなベッドで(なぜ大きいのだ・・・)一彰も子どもも一緒に眠ったという終わり方でした。
そして極めつけの一文が、『 耕太は父親が二人出来たのだ 』
李歐は単なるおじさんじゃなくて、一彰の親友でもなくて、新しいパパ。
「それは一彰と李歐が夫婦になったからかー!!」と、高らかに叫びたくなりました。
高村女王、恐ろしいお人です・・・・。大好きです。

「李歐」のドラマ版は、ネットでチラッとしか見たことがありません。
そして見た瞬間、「これは見なかったことにしよう・・・・」と思いました(笑)
| 秋花 | 2006/04/17 3:31 AM |
>ハ長調さん
ハ長調さん、こんばんは。
コメントありがとうございました。
いきなりの「…ゆういちろう…」に、思わず頬が緩みました。うふふ。

「李歐」は未読でいらっしゃるんですねー。
それはぜひ、ぜひぜひ、読んでみられることをオススメします。
「わが手に拳銃を」とは全く別モノで、より甘く、よりホモくなっています。

ただ、「わが手」のカッコイイ一彰が好きなの!と思われる方には、「李歐」の一彰は乙女で物足りないかもしれません。
「わが手」の一彰は男っぽく、凛々しかったですから♪
『 俺は吉田一彰だ。七百丁の拳銃を削ってきた男だ。話すことが山ほどあるぞ……。 』
なんて、かっこよすぎて、心臓がバクバクしました。

かわいゆみこツアーは考えたことがなかったですが、楽しそうですね!
ヨドコウ迎賓館はとても素敵な建物で、私も大好きです。
| 秋花 | 2006/04/17 3:43 AM |
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わが手に拳銃を 〜「わが拳」て略すと北斗の拳みたいだよね
 '''あらすじ'''  男が選ぶ道は、果たして自らの選択なのか、それとも引力をもつ人間か、拳銃そのものなのか。  母親を殺した男を、裏社会の住民が行き交う店で働きながら探している'''吉田一彰'''は、同じ
| EncycRopIdia 〜漫画・映画・書評・グルメなどなど | 2007/03/10 3:20 AM |