もう今日で2月が終わってしまう!
ということで、慌てて日記を書いています。
明日では「今月の新刊」の感想じゃなくなってしまうので・・・・。
いつもより2日か3日少ないだけなのに、今月はものすごく短く感じました。
きっと旅行とトリノのせいね。
今日のホモ
「臆病な背中」 おのにしこぐさ (絵・夏目イサク) 新書館 ディアプラス文庫
飲み会と麻雀に明け暮れる大学生・小嶋は、友人の三上から好きだと言われた。
何も期待しないから今までどおりでいてほしい、そう言う三上に戸惑いつつも、小嶋はいつのまにか彼をひどく意識している自分に気づく。
不意に仕掛けられる激しく官能的なキスを拒めなかったり、自分だけを特別に見てほしいと思ったり。 三上へ向かう、この気持ちは・・・・・・?
今月のディアプラス文庫は、大好きな MYSTERIOUS DAM! シリーズの最新刊
「幻影旅籠殺人事件」が発売されるので、発売日に本屋に駆け込みました。
掲載雑誌で読んでいるというのに、書き下ろしはほんの少しだというのに、どーしてそんなに急ぐのかー。
でも、発売日に買いに走らずにはいられない、それがファンの悲しき習性。
嬉しそうに「幻影旅籠殺人事件」を手に取り、久我さんの新刊もいつも買っているのでヒョイと加え、今月のディアプラス文庫の新刊は残り1冊。
知らない作家名だったので少し迷ったのですが、吟味する時間が無くて、「ええい、買っとくか」と一緒にレジに持って行きました。
そんな、期待の低かった本作。 これが、これが・・・・
ものごっつー良かったです!!
前フリが長くてすみません。
伝えたかったのは、「期待せずに買ったのに、とても良かった」ということです。
一文で済むじゃん!(笑)
いつき朔夜さんに続いて今回も、ディアプラス文庫でデビューの新人さんが大当たりで、ちょっとこれは今後も期待してもいいのかなと思う心がムクムクと。
ディアプラス文庫は毎月のラインナップもいいんですよねー。
先月は月村奎さんの「家賃」が良かったですし、先々月は砂原糖子さんの「セブンティーン・ドロップス」が良くて、毎月数冊しか発売されないレーベルなのに1冊は気に入るものがあるというのは、私的にはかなりの高確率です。
久我さんの新刊「短いゆびきり」も面白かったのですが、久我作品の中で特にオススメかと言われると、そうでもないかな・・・・という感じです。
でも、幼馴染み・年下攻め・一途・長い片思いに萌え反応がある方は、いっちゃって下さい。
あなたの萌えリトマス紙が鮮やかに、赤か青かに染まることでしょう。
もちろん今回の作品も関西弁キャラが主人公な作品でした。
久我さんはこのまま独自路線を進んで行かれるんでしょうか、読者の一人として静かに見守りたいです。
数冊程度なら「変わってる」と思われるだけでしょうが、数十冊も全部それなら「作風」と認識されるでしょう。
百冊を超えたら、きっともう誰も口を挟めない世界!(笑)
ぜひそこまで極めていただきたいなと。