ほもほも日記

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山の神様がくれた水・ホモの神様がくれた恋
少し前に、「ほの果」さん・「パラダイス ロスト」さん・「B-Life.SS」さんと、3つのサイトオーナーさん達が、この作品で盛り上がっていらっしゃったので、 「これはきっと面白いに違いないべ!」 と思い、買って読んでみました。

・・・・・いい。すごくいい。

読み終わるやいなや、財布を握りしめて近所の本屋に向かいましたよ、続巻を求めて!

今日のホモ

「一万年+3日」 麻生玲子(絵・片岡ケイコ) 集英社 コバルト文庫

出会いは、飛行機雲だった。
ひとりで好きなことをやり、周囲には気を配らず、しかも時々行方知れずで、だけど憎まれもしない不思議な存在の白川。
気がついたら、西野はキャンパスでそんな彼とならんで雲ひとつない青空をながめていた。気がついたら、彼ばかり視線で追いかけていた。
そして気がついたら、彼との距離がちょっとずつ縮まっていた・・・・。


「とりあえずエロ、エロ、エロ持ってこ〜い!!」 な気分の時には、ふさわしくありませんが、
「今日は、そうね・・・、ピュアなボーイズラブにしようかしら、エロは無くてもかまわないわ」 な気分の時は、クリティカルヒットな作品だと思います。
こんなにも爽やかで、ジレジレと甘やかな恋愛モノは久しぶりに読んだかも。

この作品の後半で、一万年前の伏流水のミネラルウォーターがストーリーに絡んでくるのですが、それがこの物語の印象を、更に綺麗でピュアなものにしている気がしました。
水のように透明で、水に反射する光のようにキラキラした恋をお求めの方はぜひ♪
続巻の「水の化石」も同じく瑞々しい、素敵な物語でした。


私が嬉しがりであるという証拠品・・・・。
でも、読んだら飲みたくなりますってー!(笑)



伏流水はやっぱり違いますね、口に含んだ時のまろやかさが違います。
なーんて書きたいところですが、他のミネラルウォーターとの差がよくわかりませんでした。
山の神様、ごめんなさい・・・・。


一万年+3日
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コメント
こんばんは!

本当に…私にもまだこんなにピュアな心が残ってたのねーと思わせるお話でした。(笑)
エロがなくてもいい…!と思ってしまいますよねー。
最近ツボな作家さんです。
| 衿莉 | 2005/02/02 1:30 AM |
こんにちはー、瑛巳です。

秋花さんもこのお話気に入ってくださって嬉しいです!いいですよねー、キラキラで。
私なんかはその輝きが少し眼にしみますが(笑)

続きが結構コンスタントに出る(と思われる)のも、いいですよね。次は3月か4月でしょうか。楽しみですね!
| 瑛巳 | 2005/02/02 2:09 PM |
>衿莉さん
衿莉さん、こんばんは。
麻生玲子さん、たくさん著書がありすぎて、どれから手を出したらいいのやら・・・状態の作家でした。
一番最初に読んだ作品がイマイチだと、その後が続かなかったりするので、素敵な作品を教えていただけて感謝です♪

エロが無くても全然かまわないのですが、次巻あたりで進展してくれるよね〜と期待してしまっている、ピュアな心が残り少ない私です(笑)
| 秋花 | 2005/02/03 12:28 AM |
>瑛巳さん
瑛巳さん、こんばんは。
コメント&トラックバック、ありがとうございます。

この作品、キラキラ輝いてました!
青春のきらめきが眩しすぎて、私もちょっと薄目で読んでいたかもしれません(笑)
余韻が残る素敵なお話だったので、読んだあと幸せな気分で過ごすことができて、とても良かったですv

続巻が3月か4月頃に出るとは!
もうすぐじゃないですか〜。めっさ嬉しい。
今、パソコンの前で小さくガッツポーズしています。
| 秋花 | 2005/02/03 12:39 AM |
こんにちは、はじめまして、秋花さま。
TBありがとうございました!!

実は以前からBLを選ぶときの参考にさせていただいたり、秋花さまの感想にうなずいたりしておりました。
このたびは思い切って私のブログからリンクさせていただいたのですが、ご挨拶が遅れて申し訳ありません。

このシリーズはピュアな心を呼び覚ましてくれる貴重なシリーズだと思っております。

ではでは、またちょくちょく伺わせていただきます★
| かなき | 2005/05/25 11:17 AM |
>かなきさま
かなきさん、はじめまして。
コメント&トラックバック、ありがとうございました。
このブログをBL本選びの参考にしていただいていると伺い、身の引き締まる思いです。
もっとお役に立つ情報を発信しなくては〜!(笑)

こちらこそリンクありがとうございました。
とても嬉しくて、早速ではありますが、相互リンクにさせていただきました。
これからもどうぞよろしくお願い致します。

「さま」付けしていただくのには慣れておりませんので、もし差し支えなければ、「さん」付けで呼んでいただけると嬉しいです♪
| 秋花 | 2005/05/25 9:46 PM |
秋花さん、こんばんは。
TBありがとうございました。

恋愛ってこんなにも透明なモノなのかと、ちょっと眩しさを感じてしまいました。
ピュアなBL読みたいときには、本当にぴったりですよね・・・。
まさか、自分はこういった作品を「いい!」と思うなんて想像してなかったので、ちょっと驚きではありました。
でも、やっぱり、三巻を読んだ時には、嬉しさでのたうち回りましたが・・・。
伏流水をもっても、私のBL魂は浄化されませんでした(笑)
| | 2005/10/18 9:29 PM |
>棗さん
棗さん、こんばんは。
こちらこそ、相互トラックバックありがとうございました v

私は 「エロは無いよりある方がいい」 がモットーなので、この作品のジレジレ感をこんなに楽しめたのは、自分でも意外でした。
なんとも不思議なまでに清涼感のある作品でしたよね。

でも、私も伏流水ではBL魂は浄化されなかったようで (わざわざ飲んだというのに!)、二人の初エッチシーンを読んで、バンザイ三唱してしまいました。
私は一生濁ったまま、生きていくのかな・・・・と思いました(笑)
| 秋花 | 2005/10/19 8:22 PM |
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