ほもほも日記

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自分史上最高男同士
「この作品のことを7月中に日記に書きたいなぁ・・・・」と月初から思っていたら、もう今日で7月が終わってしまうじゃありませんか!
日記の移転と資格試験とパソコン故障のトリプルパンチで、今月は時間が過ぎるのが異様に早かったです。

今日のホモ

「1999年七の月〜上海」 全4巻 水城せとな 芳文社・花音コミックス

1999年・上海。互いに対立するグループのメンバーである事を知らずに恋に堕ちてしまった大武(タウ)と雪(シュエ)。
密かに愛しあう二人はグループの対立が激しくなるにつれ、運命の歯車によってひき離されていく。


1995年の作品なので、1999年の上海は未来都市の話になります。
しかし、現実の上海の雰囲気ではなく、貧困から生まれたストリートキッズが抗争を繰り広げる混沌とした時代として描かれているので、感覚的には戦前の上海に近いかと。
中国各地からの流入者が結社を作って幅をきかせ、アヘン・賭博・売春・スパイ・あらゆる毒素が街に充満していた、上海が「東洋の魔都」と呼ばれた時代です。
この時代の上海、メチャクチャ好きなんです。危険な香りとホモはよく似合う♪
戦前ではなく1999年にしたのは、世紀末感を出したかったからなんでしょう。多分。

そんな殺伐とした時代に、二人の少年が中立地区で出会い、お互い名前も知らないまま強く惹かれあうのですが、実は二人は敵対しあうグループのスナイパーと次期幹部だったという、なかなか劇的なステキ設定です。
敵同士なのに激しく相手を求めあう話は、私のストライクゾーンど真ん中。
この刹那感がたまりません!!

血なまぐさい抗争の中、二人は人目をしのんで、中立地区にある隠れ家で身体を貪りあうのですが、この雰囲気がエロいのなんのって・・・・。
完全なハッピーエンドではありませんが、ドラマチックに悲恋で一読の価値ありです。
ラストシーンは泣けます。
| コミック | 00:00 | comments(2) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
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コメント
こんばんは!秋花さん。コメントではご無沙汰しております。
そして、最新の記事でない記事にコメントですみません。
それでも、やっぱりこちらに書きたかったのです。
私も「1999年七の月〜上海」と、あと「ミスターマーメイド」がとっても好きで、今でもひっぱり出して来て読んでは涙しております。
99年の7の月をとっくに過ぎてしまってから(しかもその時はホモ本から離れておりましたが・・・)、こうして思い返す日が来るとは思ってもみませんでした。
BL本の殆どを処分してしまって、戻って来た時に手元に残っていたのが水城せとなさんの本数冊。
それくらい、大好きでした。
秋花さんも水城さんがお好きで、そしてレビューまで!この作品のレビューを書かれているのを初めて見たので、嬉しくてコメントしてしまいました。
また、こっそり遊びに来ます!
そして、別記事ですがTB頂いて帰りました。
| ユウリ | 2006/02/12 11:05 PM |
>ユウリさん
ユウリさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。
昔の記事でも、どの記事でも、コメントをいただけるのはとても嬉しいです。
なので、どうぞ謝らないで下さいね v

私も水城せとなさんの作品が好きで、好きで、多分ずっと捨てられない本になるだろうと思います。
「1999年七の月〜上海」も「ミスターマーメイド」も、何度読み返しても切なくて、本当にいい作品ですよね!
私は「ヴァイオリニスト」と「スリーピングビューティー」で水城さんに嵌ったので、この2作が特別に大好きです。
でも、どれも好きで、なかなか甲乙はつけがたいんですけど・・・・。

トラックバックもありがとうございました。
またぜひ、こっそり(?)遊びに来て下さい!(笑)
| 秋花 | 2006/02/14 11:44 PM |
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