ほもほも日記

ホモ本を愛するすべての人に・・・・
御案内
   このブログはボーイズラブと呼ばれる
   ホモ本の感想日記です。

右に表示中の日記タイトル
カテゴリー別
過去の日記 (月別)
BBS & BOOKLOG


   掲示板

   本棚(ブクログ)

   ミラーブログ


最新コメント
最新トラックバック
LINKS


  BL関連サイト

    Wonderful Life
    ゆすらうめ異聞
    never satisfied
    orange drop
    8月01日の妄想


  相互ブログ



  
OTHERS



JUGEM 広告エリア
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | ↑PAGE TOP
クリスマス・ホモ特集 <2>
「昼は淑女で夜は娼婦」が男のロマンなら、「昼は紳士で夜は男娼」が女のロマンだっ!!
・・・・ん?ちがう?(笑)

でも、そんな受けが登場するホモ本を御紹介しちゃいます。
ちょうどクリスマスの話なので、クリスマス特集にはいいかと。

今日のホモ

「クリスマス・ラブ」 湊川理絵 角川書店・ルビー文庫

華やかなクリスマスメロディが街を埋めつくす季節。
エンジニアの岬協平は歩道橋にたたずむ美しき青年に出会った。
歩道橋から足を踏み外し協平の股間に頭突きをかましたそのひとは名門大学の若き助手雛瀬春実。協平はその天使のような彼に急速に惹かれていく。


好きだったんですよ、このシリーズ。
「春いちばん」「秋色の女神」「クリスマス・ラブ」と、季節がらみのタイトルがついた情緒あるシリーズなのですが、気がつけば、続きが出ないまま絶版に・・・・。
うわぁぁん、どうしてなの!?
教えて、ルビー文庫!!(編集部がアホエロ路線に方針転換したからか?)

主人公の雛瀬春実は、昼はK大の優秀でマジメな研究者だけど、夜は淫らな肌が男を求めてしまうという小悪魔です。
なんでも、そういう血筋なんだそうで、「雛瀬の血は淫乱やから」男に抱かれないと身体がうずいてしまうと、春ちゃん自身が言ってました・・・・・。
あっ、私の好きな春ちゃんを笑いましたねっ!
そりゃあ笑うよな〜、こんな設定(笑)

でもでも、ストーリーは切なくて、なかなか泣かせるんですよ。
春実は愛した男を病気で亡くすのですが(これがシリーズの第一話)、いつまでもその人を忘れることができないで、どんなに他の男が自分に本気になって、自分も相手を好きになろうとしてもなれない、今でも愛しているのはあなただけ・・・・という物語なのです。
これが無性に泣ける。私の泣きツボなせいもありますが。

私の祖母の妹は婚約者を戦争で亡くして、まだ若かったので周りから何度も何度も縁談を勧められたのですが、一度として首を縦にふることはありませんでした。
死んでしまった恋人を想い続けて60年近く一人で生きてきた人を間近に見て育ったので、上記のようなストーリーには過剰に感情移入してしまいます。
幼い頃から「ただ一人の愛する人に先立たれること」を考える環境にあった、これが私の泣きツボです。

クリスマス・ラブ
| 小説 | 00:00 | comments(2) | trackbacks(1) | ↑PAGE TOP
スポンサーサイト
| - | 00:00 | - | - | ↑PAGE TOP



コメント
秋花さん、こんにちは。
TBありがとうございました。BLmemoのsatoです。
実は、秋花さんのこの記事を拝見して、春ちゃんシリーズ読みました。
久々にボロ泣きしました。
素晴らしい本を教えて頂いて、感謝しています。
秋花さんのお祖母様の妹さんのお話にも、胸打たれました。そうした強い気持を持ち続けて、生きていくって、すごいことだと思います。
ちょうどTBさせて頂きたいと思っていたところでしたので、とても嬉しいです。
どうもありがとうございました!
| sato | 2006/07/17 8:53 AM |
>satoさん
satoさん、こんばんは。
コメント&相互トラックバック、ありがとうございました。

春ちゃんシリーズを読まれたキッカケは、この日記だったんですか!
すごくびっくりしました。 うわー、ありがとうございます!
こちらこそ、こんなに嬉しいお知らせをいただいて、感謝の気持ちをどう表現すれば・・・・という思いです。

祖母の妹の強さは、本当にどこから来るんだろうと思います。
はじめて話を聞いた小さい頃は、なんてロマンチックなんだろうと単純に思っていたのですが、自分が同じくらいの年に成長して「自分は同じように生きられるだろうか」と考えた時に、祖母の妹のすごさに震える思いでした。
| 秋花 | 2006/07/19 11:56 PM |
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック
春ちゃんシリーズ (1)(2)(3) 湊川理絵
1巻1話目で、やられた。ボロ泣いた。 春ちゃんは、K大理学部で、植物生理学の研究をしている27歳の青年。 幼げで美しく、未成年にしか見えない外見なのだが、助手であり、先生と呼ばれる人である。しかし、どうに
| BLmemo | 2006/07/17 8:50 AM |