ほもほも日記

ホモ本を愛するすべての人に・・・・
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探し物はなんですか 見つけにくいホモですか?
まず何よりも先に御礼を。

D子さん、ありがとうございました!!!


事の発端は7年ほど遡ります。
当時「小説JUNE」の愛読者だった私は、ある一作の短編マンガに惚れ込みました。
天使を題材にしたストーリーで、少し記憶があやふやですが、確か投稿作から選ばれた作品だったと思います。
絵はお世辞にも美麗とはいえないのですが、何とも言えない味があり、そして何よりも内容が良かった。何度も何度も読み返しました。
はじめて見る絵、はじめて聞く名前。
この日から「遙々アルク」という一風変わった名前を探すようになりました。

数ヵ月後「小説JUNE」で、また遙々アルクさんの名前を発見しました。
「このまま定期的に短編が掲載されるのかも」と期待したのですが、それから名前を見かけることは無く、海外生活のスタートとともに「小説JUNE」が入手困難になったので、購読をやめてしまいました。

大量にあった「小説JUNE」は引っ越しの際に処分したのですが、遙々アルクさんの作品は切り抜いて手元に残してました。
大切に保管しているつもりだったのですが、帰国時にどうやら紛失してしまったようで、無いことに気付いた時はとても悲しくなりました。
何度か古本屋で「小説JUNE」のバックナンバーを探してみたりもしたのですが、徒労に終わってばかり。
あれから誌面で名前を見かけることもなく、イベント(大阪)のオリジナルサークルにも見当たらず、ネットで検索しても目新しい情報もなく、完全に手詰まり状態に陥って何年もの月日が経っていたのですが・・・・・、この2日間で急展開。

おとつい、弊ブログをリンクして下さった「いってしまうわ」さんに御挨拶に伺うと、懐かしい「遙々アルク」さんの話題が。
「うわぁ、アルクさんの話ができる〜♪」と喜び勇んで書き込みをして、「遙々アルクさんは今どうされてるんでしょうね?」と締めくくったところ、なんと6時間後に救世主から情報が!

(このあたりの詳細は コチラ を御覧下さい)

「ほもほも日記」も御覧いただいているというD子さん、本当にありがとうございました。
早速教えていただいたサイトに飛んでいきました。
ああ、遙々アルクさんだ。間違いなく遙々アルクさんだ・・・・・。

今まで「遥々アルク」で検索していたから見つけられなかったんですね。
旧字の「遙々」だったのかぁ。わかってみれば些細なことなのですが、「遥々」だと思い込んでいたので全く気が付きませんでした(笑)

サイトも隈なく拝見しましたし、同人誌を申し込む郵便振替も手元にありますし、後は郵便局に行くだけです。
今日は郵便局が開いている時間に寄れなかったので、明日は何としてでも寄るぞぉぉぉ。
大好きだった「小説JUNE」掲載作は、気長にバックナンバーを探すことにします。
こんな風にいつか巡りあえることもあると信じて♪

遙々アルクさんのサイト  http://aruku.nobody.jp/
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あなたにも私にも素晴らしい日曜日を
「堺さんがゲイ役で、『尻穴舐めさせてくれ』 『精子飲ませてくれ』 って言う舞台のビデオがあるんだよー」と友達のSちゃんに言われ、「見たいです」と即答した私。
「オススメ舞台のビデオがあるよ」だけじゃ、私の食いつきはすこぶる悪かったことでしょう。
さすがSちゃん、私の心の動かし方を熟知している!(笑)
堺さんというのは、大河ドラマ「新選組!」で山南役を好演された堺雅人さんです。

今日のホモ

「ビューティフル・サンデイ」 ビデオ(舞台) サードステージプロデュース制作

ある日曜日の朝、秋彦が目覚めると隣に知らない女が寝ていた。
女の名前はちひろと言い、昨日はひどく酔っ払ったせいで、以前住んでいたこの部屋に帰ってきてしまったらしい。
秋彦はちひろに早く帰るよう促すのだが、秋彦の恋人・ヒロとちひろは意気投合してしまい、秋彦とヒロの同棲3年のお祝いを3人ですることに・・・・。
男は怒り、女はとぼけ、ゲイは笑う、素晴らしき日曜日。

<キャスト> ちひろ:長野里美 秋彦:小須田康人 ヒロ:堺雅人


ものすごくいい舞台でした。
うまく言葉が出てきませんが、見終わった後、泣きたいけれど、でも心は温かく満たされている・・・みたいな。
一言で言えば、「感動した」になるのでしょう。

はじめから終わりまで、舞台セットはあるアパートの1室だけだし、役者も3人だけだし、お世辞にも華やかな舞台ではなかったです。
どこかの高校の弱小演劇部でもできそうなセットと役者数だな・・・と思いながら見ていたのですが、途中で考えを改めました。
なぜなら、役者さん達の実力がハンパじゃなかったからです。
「う〜む、これが役者というものか」と唸ってしまいました。

最初はアハハと笑えるコメディタッチで、徐々に3人の現状が明かされていくにつれシリアスモードに変わっていきます。
私は優しくて切ない後半部分が好きですが、前半の軽快な展開があってこその後半とも思うので、やっぱり全部好きということで!(笑)

「星でも降ってこない限り君とは別れない」と言った昔の恋人を忘れられない、ちひろ。
「俺はヒロが傷つかなきゃいいんだ」と厳しい現実をヒロの目から隠そうとする、秋彦。
「好きだから、好きな人の自由だけは奪いたくない」と秋彦から離れようとする、ヒロ。
3人の切ない思いと優しい愛情が交錯して、中盤以降は思わず涙目になってしまいます。

これからの秋彦とヒロを待ち受けているのは明るいだけの未来じゃないけど、でも受け得る限りの幸せが彼らに降り注ぎますようにと、願わずにいられない物語でした。
「星でも降ってこない限り別れない」と言ったちひろの恋人、「星が降っても別れない」と言ったヒロ、その違いを信じて・・・・。



http://www.thirdstage.com/video/internetorder.html
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大河ドラマはホモだらけ
大河ドラマに出てくる武士達は、みーんなホモ。
私の妄想ではなく、数多くの文献から確認されている事実です。
何といってもホモは武士の嗜みですからね♪

今日は珍しくBL本ではなく、学術書の御紹介です。
学術書なのに、すっごくホモホモしていて、おもしろいんですよ!(笑)

今日のホモ

「武士道とエロス」 氏家幹人 講談社現代新書

男どうしの恋の道、衆道は“武士道の華”
美少年の争奪、衆道敵討、義兄弟の契り。
おとこたちの愛と絆を通して日本男性史を書きかえる。


戦国時代から大正時代までの男性同性愛に関する文献を集めて解説した本です。
日本はこんなにもホモ文化が栄えていた国だったのかと、目うろこ間違いなしの1冊です。
とくに薩摩や土佐あたりの風習がすごい。すごすぎます。
現在の大河ドラマ「新選組!」で、これから薩長同盟なども出てきますが、「そりゃあ、キミ達、お互いに趣味嗜好が似ていて、よくよくわかりあえただろうね」と、この本を読んだら、妙に納得してしまいました。
薩長同盟は土佐藩出身の坂本龍馬の仲介によって、薩摩藩と長州藩が手を結んだ歴史的出来事ですが、その三国の似ている趣味嗜好とは、もちろん男が大好きということ(笑)
その同盟って、ホモ愛好同盟なんじゃないの?と思うくらい、ホモホモしたお国柄です。

ホモなお国柄を示す風習としては、薩摩や土佐では、少年が成長してくると、父兄や母が
しかるべき年長者の武士に少年の保護を託す習慣があったそうです。
保護というのは義兄弟になるってこと、ぶっちゃけ肉体関係を結ぶということだそうで・・・。
家族公認でホモ縁結びとは、すごいなぁ。

一番驚いたのは、土佐ではホモ嫌いの少年がいたら、有志が集まってその少年の家に押しかけ、強姦するというくだりでした。
そしてその間、家族のものは、少年が隣室で若者たちに犯されていても、顧みないそうです。(146ページ参照)
息子が男達に犯されてるのに、「風習だからね・・・」と、見て見ぬふりっすかー!!!
土佐の風習、鬼畜すぎる。土佐こわい。キング・オブ・ホモの国だ〜!!!

武士道とエロス
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フランスのホモは海辺で戯れる
イギリスを舞台にしたホモ映画を見よう!第二弾です。
『私は 妻のカラダよりも ランボーの才能に 欲情した』 という煽情的なコピーがついた映画だったので、覚えている方も多いのではないでしょうか?
ヴェルレーヌはランボーの才能だけじゃなく、身体にも欲情してましたけどね・・・・。

今日のホモ(映画)

「太陽と月に背いて」 1995年・英・仏・ベルギー合作 監督:アニエスカ・ホランド

若く美しく才気溢れるランボーと、凶暴さと優しさの矛盾をはらむ女々しいヴェルレーヌ。
19世紀のフランスを代表する二人の詩人の出会い、ヨーロッパ中を旅して回った2年間の蜜月、激情と高揚の果ての破滅的な別れ、彼等の悶え苦しみ続けた愛を描いた衝撃作。


この映画のレオナルド・ディカプリオは最高です。
傲慢で下品、しかし繊細で純粋という、ランボーの複雑さを見事に演じていました。
少年から青年への成長期特有の危うさが滲み出ていて、まさに、はまり役でした。

この作品でディカプリオが大好きになったので、他の作品も見ましたが、私的にはこれを越えるものはありませんでした。
船の舳先でお嬢さんを感動させてるより、毒のある微笑みと無邪気な行動で男を惑わせている方が絶対似合ってるよ〜。
ランボーがはじめて海を見た時に、はしゃいで海に突入していって、濡れたままヴェルレーヌに抱きつくシーンなんて、可愛くて持って帰りたいほどでした・・・・。

この作品にひとつだけケチをつけるとすれば、「受け攻めを逆にして!!」 に尽きます。
ヴェルレーヌを後ろからしているランボーの姿を見て、

「ハゲのおっさんが受けっすか!?」

と衝撃を受けたのは、私だけではないはず・・・・・。

最初はレンタルして見たのですが、悲しくも美しい叙情的なラストが好きで、ビデオを購入してしまいました。この内容で2900円は安いと思います。買う価値ありあり。
今、海外版の「太陽と月に背いて」を探しています。原題は「Total Eclipse(皆既食)」
比較したいからという高尚な理由ではなく、ディカプリオのぼかしなしの×××を見たいからというサイテーな理由です(笑)

原題と邦題が全然違いますが、邦題の方がセンスが良くて好きです。いいタイトルだ〜。

太陽と月に背いて
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イギリスのホモは草原で戯れる
来週からイギリスに行くので、ガイドブックがわりにイギリスを舞台にしたホモ映画を見たりホモ本を読んだりしています。

今日のホモ(映画)

「モーリス」 1987年・英  監督:ジェームズ・アイボリ 原作:E・M・フォースター

同性愛行為が犯罪であった20世紀初頭のイギリス。
モーリスとクライブは同じ大学に通う学生だった。
ある日クライブから告白されたモーリスは戸惑いながらも彼との愛にのめりこんでいった。
時が経ち社会人となったクライブは友人が男色罪で捕らえられたのを知り転向してしまう。
女性と結婚し政界に出る事を表明するクライブ。取り残されたモーリスは悲嘆に暮れるのであった・・・。


イギリスのホモといえば、この作品をはずすことはできないでしょう。
ケンブリッジ・寄宿舎・ホモです。超有名作品です。
「るるぶ」にまで「モーリス」の舞台になったケンブリッジ大学って紹介されてるんですよ。
ホモ映画の舞台になった大学・・・か・・・。もっと他に紹介することがありそうですが。

美青年ホモ達の恋愛話なのですが、とにかく映像が美しくて、目の保養になる映画です。
ケンブリッジの緑豊かな景色、ケム川でのボート遊び、優雅なクリケットシーン、上流階級青年達の日常風景、どこを切り取っても『お耽美』です。私は好きです。

ホモ映画は顔が命!!ですが、登場人物はなかなかの美形揃いで楽しめました。
特にクライブ役のヒュー・グラントが良かったです。タレ目で黒髪の美形はいいっすね♪
モーリスは総合的には悪くはないのですが、あの割れアゴだけは許せねぇ・・・。
この二人、どちらもホモはホモなのですが、モーリスはマジホモで、クライブはナルシスティック系プラトニックホモです。
草原でじゃれあっているうちに、愛撫をはじめるモーリスに向かって、クライブが「汚れるようなかんじがする・・・」と言って顔を背ける場面があるのですが、あまりにもお耽美すぎて、いたたまれない気持ちになりました。見ていて恥ずかしいわ〜(笑)

この映画で一番気に入っているのはラストシーンです。
とても美しく、そして残酷なラストです。
窓の外を眺めているクライブが、「来いよ!」と笑顔で自分を呼ぶ若き日のモーリスの幻影を見て、ジ・エンドなのですが、何度見ても泣きそうに切なくなります。

モーリス restored version
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