夏が、終わろうとしていた。
というアンニュイな一文で始まる物語といえば、森瑤子氏の「情事」なのですが、この日記にアンニュイなどという言葉が似合うわけがなく。
「夏が終わってしまうま!」と焦っています。 あっ、今、寒い秋風が吹いた。
夏が終わろうとしていますが、やろうやろうと思っていた「夏の100冊」です。
大幅にずれこんでしまって、時期はずれではありますが、どうぞおつきあい下さい。
私個人の趣味と偏見で選んだ、オススメBL文庫100選です。
シリーズ物や続編ありの作品は1作目のみのエントリーにしました。
全作品をカウントしてしまうと、あっという間に100冊に到達してしまうので・・・・・。
あと、どんなに好きな作家でも、最高4冊までに抑えました。
削減目標5%未満の心意気! 初めは好きなだけ羅列してたのですが、こりゃダメだと(笑)
文庫名の五十音順です。 感想日記があるものは作品名にリンクを貼ってありますので、よろしければあわせて御覧下さい。
大好き作品ばかりを集めたのですが、ほとんど感想日記を書いてなくて驚きました。
3年以上も何をやってきたんだ、私ってやつは〜。
【アイス文庫・オークラ出版】
01 五百香ノエル 「木犀荘に棲む永遠」 全2巻
02 五百香ノエル 「なよびかな恋」
03 木原音瀬 「恋愛時間」
04 木原音瀬 「LOOP」
05 木原音瀬
「情熱の温度」
【アクア文庫・オークラ出版】
06 麻生雪奈
「恋をしている君たちへ」
07 麻生雪奈 「鎌倉恋愛物語」
五百香さんの初期作品は好きなものが多いですが、中でも特に「木犀荘」が大好きです。
アイス文庫は2005年1月を最後に刊行がないので、たぶん廃止になったのでしょう。
アイス文庫をやめてアクア文庫に一本化、でもその10ヶ月後にプリズム文庫を立ち上げ、現在はアクア文庫とプリズム文庫の二本立てにしている模様です。
オークラ出版は良く言えば臨機応変なのでしょうが、悪く言えば行き当たりばったり感は否めず。 ご出版は計画的に!(笑)
【ウイングス文庫・新書館】
08 菅野彰 「屋上の暇人ども」
ウイングス文庫はBLなのか微妙ですが、この作品に出てくる百間鴫と凌霽夏女の関係が妙に萌えるので入れておきました。
現在6冊出ているのですが、次が全然出ない! 泣くー!
作者がもうこのシリーズに興味を失っているんじゃないかという不安と闘いつつ、今日も待ち続けるワンコなのでした。
【X文庫 ホワイトハート・講談社】
09 和泉桂 「焦がれる愛のリミット」
10 和泉桂 「キスが届かない」
11 柏枝真郷 「窓 -WINDOW- 硝子の街にて1」
12 かわいゆみこ 「いのせんと・わーるど」
13 たけうちりうと 「INTENSITY」
和泉桂さんの文庫作品では、リミットシリーズが一番萌えカプです。
番外編からシリーズになった出世本(?)なので私と同じように感じた方が多かったのかも。
本編のプライスシリーズは普通でした。
かわいさんのブログに「いのせんと・わーるど」3巻目に関するコメントが載っていました。
ミレニアムの年から待っているこのシリーズ、ようやく出る兆しが。長かった。
【ガッシュ文庫・海王社】
14 英田サキ 「バカな犬ほど可愛くて」
15 六青みつみ 「蒼い海に秘めた恋」
ガッシュ文庫に関しては特に書くことが・・・・・。
私にとっては大ハズレもないかわりに、喜びの舞を踊りたいほどの大当たりも出ていない、平均点な文庫です。
まだできて1年半の新しいレーベルなので、これからに期待。